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第28回 国際平和美術展
【国内展】第28回 国際平和美術展 in 京都に参加しました

会期:2020年9月9日(水)~9月13日(日)
会場:京都市美術館別館2階(京都)
主催:I・P・A実行委員会
後援:外務省、京都市、広島市、長崎市、公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟
運営:株式会社 クオリアート

2020年は、第2次世界大戦時のリトアニアで、ビザの発給によって6千人以上の命を救った外交官・杉原千畝の生誕120周年であり、「命のビザ」発給から80周年にもあたります。そこで、この機に両国の友好関係をアートでより強固にするため、2020年に開催する「国際平和美術展」をリトアニアの首都ビリニュスと、国内展を、文化庁が全面移転することが決定している京都で開催する運びとなりました。去る9月9日から9月13日の会期で京都市美術館別館2階にて開催した「第28回 国際平和美術展」の国内展では、日本のアーティスト193名による多彩な作品とともに、平和への想いをメッセージとして展示しました。

京都市美術館別館が建つ岡崎公園内には、京都市京セラ美術館や京都国立近代美術館、ロームシアター京都、京都市動物園などの文化施設をはじめ、平安遷都1100年を記念し1895(明治28)年に創立された平安神宮などが点在しています。
観光客にも人気の各施設に近い会場ということもあり、本展へは多くのお客様にお越しいただくことが叶い、ご来場の皆様に、芸術から平和を祈念する作品やメッセージをご覧いただきました。

また会場では新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入口にてご来場者の皆様へ検温とアルコールでの手指の消毒をお願いし、安全に配慮しながら運営致しました。特設展示では、杉原千畝氏の功績をご紹介するパネル(協力:ホロコースト記念館)や、本展の巡回先であるリトアニアのアーティストの作品を展示。古都・京都において、日本のアーティストの作品と共に過去の惨事を知り、また異文化の作品から多様性について考え、平和について改めて学ぶ催しとなりました。